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黒・赤・紫のイーサリアムの特徴と入手方法について

こんにちは、田中です。

今回は「黒・赤・紫の三色のイーサリアム」について解説していきます。

OpenSea見てたら、色違いのイーサリアムがあったけど、これって一体、なんなんだろう?

色違いのイーサリアムを見つけて「これなんだろう」と疑問に思った方も少なくないのではないでしょうか。

黒・赤・紫のイーサリアムはそれぞれ意味があり、特徴や用途が異なります。
さっぱりわからない方も、入手方法も含めて解説していきますので、安心してくださいね。

この記事でわかること

・黒、赤、紫のイーサリアムのそれぞれの特徴

・それぞれの買い方や入手方法について

田中

知っていないと購入できないNFTも存在しているので
本記事をみて理解を深めてくださいね。

・黒、赤、紫イーサリアムについて知りたい方
・赤イーサリアムを使ってNFTを購入したい方
・紫イーサリアムを使ってNFTを購入したい方

こんな方はぜひ最後まで見ていただけると幸いです。

黒・赤・紫イーサリアムそれぞれの特徴

黒色イーサリアム(ETH)

黒色イーサリアム(今後は黒ETHと表記)は通常のETH(イーサリアム)です。
コインシンボルは【ETH】と表記され、イーサリアムのメインネットワークで利用できます。

多くのNFTの購入に使用ができ、OpenSeaでNFTの購入に一番使われているのがこの黒ETHです。

ただ、黒ETHには課題も存在しており、1秒間に処理できる数が少なく、さらにガス代が高いという弱点があります。

赤色イーサリアム(WETH)

赤色イーサリアム(赤ETH)は、黒ETHをラップ(WRAP)したものです。
コインシンボルは【WETH】、黒ETHと同じくイーサリアムのメインネットワークで利用できます。

赤ETHはオークション形式のNFTや値下げオファーをするときに使用されます。
黒ETHと比べると使用場面は少ないですが、自身の希望した金額で購入できるという利点があります。


さらにラップすることにより、黒ETHよりも1秒間に処理できる数が多く、またガス代が安いという点も赤ETHのメリットです。

紫色イーサリアム

紫色イーサリアム(紫ETH)は、ポリゴンネットワークのイーサリアムです。
イーサリアムのメインネットワークで利用できる黒ETHを、ポリゴンネットワークで利用できるようにラップしたものが紫ETHです。

使われ方は黒ETHと同じく、定価販売をされているNFTの購入に使われます。
ただ販売されているネットワークがポリゴンネットワークというところが違いです。

紫ETHが使えるポリゴンネットワークはガス代が安いという大きなメリットがあります。
そのため最近は多くのNFTプロジェクトがポリゴンを選択するようになってきており、黒ETHで購入できるNFT数をジワジワと追い上げてきています。

次にそれぞれのETHの入手方法を解説していきます。

黒ETH(イーサ)の入手方法(取引所で購入)

まずは黒ETHの入手方法から解説していきます。
黒ETHの入手方法は至って簡単です。

・取引所でETHを購入

・取引所からメタマスクに送金する

取引所でETHを購入

買い方はビットコインなどと同様の買い方です。
取引所のウォレットに日本円を入金し、必要な分のETHを購入するだけです。

ポイントは①販売所ではなく、取引所で購入すること。②送金手数料の安い取引所を利用する。の2点です。

①販売所ではなく、取引所で購入すること

わかりにくいですが、コインチェックやビットフライヤーなどの取引所で仮想通貨を購入する際には「販売所」と「取引所」の2つの購入方法があります。

通常アプリなどで簡単に購入できるのは「販売所」です。
「販売所」での購入は、簡単に購入できること、即時購入できることがメリットとしてありますが、スプレッドと呼ばれる手数料が取られてしまうという大きなデメリットがあります。

一方「取引所」での購入は少し手間がかかりますが、手数料をかなり安く抑えることができますので、オススメです。

②送金手数料の安い取引所を利用する

取引所からメタマスクに送金する際には、手数料がかかることがあります。
手数料は取引所によって異なるので注意が必要です。

田中

手数料は少しでも安く抑えたいですよね。

送金手数料が安くてオススメなのは【ビットポイント】や【GMOコイン】です。
口座開設がまだの方は、以下のリンクから口座開設してみてくださいね。

▷ビットポイントの口座開設はこちらから

▷GMOコインの口座開設はこちらから

赤ETHの入手方法(黒ETHから変換)

次に赤ETHの入手方法を解説していきます。
メタマスクに黒ETHが入っていれば簡単に入手することができるので安心してくださいね。

以下の手順で赤ETHが入手できます。
(メタマスクに黒ETHが入っていることを前提に解説していきます。)

  1. OpenSeaにウォレット接続
  2. My WalletでETHから【WRAP】を選択
  3. 量を入力して【Wrap EHT】をクリック

OpenSeaにウォレット接続

黒ETHが入っているメタマスクをOpenSeaに接続します。
接続したのち、画面右上の「…」から【My Wallet】を選択します。

My WalletでETHから【Wrap】を選択

次に黒ETHの右にある「…」から【Wrap】を選択します。

量を入力して【Wrap EHT】をクリック

「Swap」の欄に変換したいETHの量を入力します。

最後に【Wrap EHT】を押すと承認画面が表示されますので、承認を押します。

ガス代がかかりますので確認し、Convert tokensが終了したら変換完了です。

ウォレットに「WETH」が入っていることを確認

以下のように「WETH」がウォレットの中に入っていたら変換ができている証拠です。

まれにWETHが表示されないことがありますので、その際の対策を解説していきます。

WETHが表示されない場合の対策(設定変更)

メタマスクのメニューから設定をタップします。
以下の画面の「実験的」をタップし設定を変更します。

WETHが表示されない場合の対策(トークンをインポート)

WETHのトークンを検索してインポートする対策です。

【トークンをインポート】をタップし、「WETH」と検索し「Wrapped Ether」をタップしたら完了です。

以上の対策でWETHが表示されれば完了です。

紫ETHの入手方法(黒ETHからブリッジ)

最後に紫ETHの入手方法を解説していきます。

紫ETHは以下の手順で入手できます。
(メタマスクに黒ETHが入っていることを前提に解説していきます。)

  1. OpenSeaにウォレット接続
  2. My WalletでETHから【Bridge to Polygon】を選択
  3. 量を入力して【Convert tokens】をクリック

OpenSeaにウォレット接続

黒ETHが入っているメタマスクをOpenSeaに接続します。
接続したのち、画面右上の「…」から【My Wallet】を選択します。

My WalletでETHから【Bridge to Polygon】を選択

次に黒ETHの右にある「…」から【Bridge to Polygon】を選択します。

量を入力して【Convert tokens】をクリック

「From」の欄に変換したいETHの量を入力します。

最後に【Convert tokens】を押すと承認画面が表示されますので、承認を押します。

ガス代がかかりますので確認し、Convert tokensが終了したら変換完了です。

ウォレットに「WETH」が入っていることを確認

以下のように「WETH」がウォレットの中に入っていたら変換ができている証拠です。

まれにWETHが表示されないことがありますので、その際の対策を解説していきます。

WETHが表示されない場合の対策(ネットワーク変更)

通常、メタマスクのネットワークはイーサリアムメインネットになっていることがほとんどです。
今回ブリッジした紫ETHはポリゴンメインネットに対応している通貨のため、メタマスクのネットワークもポリゴンメインネットに変更する必要があります。

画面上部のネットワーク名(この場合は「Ethereum Main Network」)をタップ

【Polygon Mainnet】を選択し、【ネットワークを追加】をタップする

ネットワークが切り替わるので、ウォレット画面でWETHが反映されているか確認しましょう。

WETHが表示されない場合の対策(Polygon Walletを接続)

まだWETHが表示されていない方は以下の方法も試してみましょう。

メタマスクのブラウザ機能で以下のサイトを検索します。▷https://wallet.polygon.technology/

以下のページが表示されるので、【Polygon Wallet】をタップします。
画面の指示に従ってメタマスクを接続します。

メタマスクと接続ができたら、メタマスクのウォレット画面で再度WETHが入っているか確認しましょう。

黒・赤・紫ETHの違いを理解し、NFTを購入しよう

さて今回は

黒・赤・紫ETHの違いや特徴、入手方法

について解説しました。

OpenSeaを見ていると今回の3種類のETHが出てきて、NFTを購入するときに困ってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

黒ETHのガス代問題の対策で紫ETHなどは特に利用シーンが増えていくことが予想されます。またさらに新しい技術も増えていく可能性が高いので、今後が楽しみですね。

田中

本記事を参考にいろいろなNFTを購入してみてくださいね。